お姉さん日記

文章を書く練習として始めました

価値について

生きる価値はなんだろう。私って何なんだろう。

そう、悶々と問い続けても答えはでない。答えとはそう問い続けることをやめた時に初めて生まれるものだ。「探しているうちは見つからない」なんて、誰かが誰かに言ったことがありそうな言葉。価値とはそういうものだ。問うこと、悩むこと、見えない終着点を模索すること、そういった繰り返す作業とそれに費やす時間こそが、生きる価値へと変わるのだ。

私は生きる価値を探すのに3年を費やした。その中で見つけた、私にとって生きる価値とは「生きると勝手についてくるおまけみたいなもの」である。バーで飲み物を頼むと勝手についてくるチャームや居酒屋で出させる突き出しみたいなもの。価値ってきっとそんなもの。生きていると勝手についてくる。しょうもないといえばしょうもない、無くてもいいのについてくるちょこっとハッピーになる付属品なのである。

だから、私は思う。価値なんてあまり大した意味を持たないから、価値を持つことにこだわらないでいい。ただ生きたいように生きたらいい。劣等感など感じずに、好きに生きよう。